事業内容
遠心模型実験とは
堤防やダム、トンネルなどの地盤・構造物が、地震や豪雨のときにどう動くのか。それを実物で確かめることはできません。遠心模型実験は、その課題に応える研究手法です。
小さな模型で、実物と同じ現象を再現する技術
実物を縮小した地盤模型に、遠心力による大きな加速度をかけると、模型の中に実物と同じ大きさの力(応力)を再現できます。たとえば50分の1の模型に50倍の遠心加速度をかけることで、小さな模型でありながら、実際の地盤とほぼ同じ条件で挙動を観察できるのです。
この実験の信頼性を支えているのが、模型の精度です。地盤の密度、材料の含水状態、センサーの設置位置——そのわずかな違いが、実験データの質を左右します。私たちは、この「模型づくり」の専門家として、研究の土台を支えています。
業務のご紹介
模型製作
実験の目的に応じた地盤模型を、材料の準備から仕上げまで一貫して作製します。均質で再現性の高い模型づくりが、確かな実験データの出発点です。
- 遠心模型実験用地盤模型の作製
- 模型地盤の締固め・飽和作業
- 模型製作に必要な加工・組立
実験支援
計測機器やセンサーの設置から、実験当日の補助、終了後の撤去まで。実験が円滑に進むよう、現場を熟知したスタッフが支援します。
- 計測機器の設置
- 各種センサーの取り付け
- 実験準備・実験補助
- 実験終了後の撤去作業
- データ取得支援
品質管理
実験に使う土質材料の状態を継続的に管理し、いつでも同じ品質で模型を作製できる体制を整えています。
- 土質材料の管理
- 材料特性の把握・記録
- 模型の品質確認